ぎっくり腰の対処方法としての緊急処置の体操を腰痛のタイプごとに解説
強い腰痛に見舞われた場合は、腰痛の改善方法だけでは、対処できない場合があります。
そんな時には、ぎっくり腰の緊急の対処方法として、体操が必要になります。
なので、腰痛の改善方法と同じで、ぎっくり腰の緊急の対処方法としての体操も
腰痛のタイプごとに、適切な体操が違ってくるのです。
以下に、腰痛のタイプごとに適した緊急の対処方法としての体操を紹介していきます。
毎日、「痛みの範囲」「痛みの強さ」「動きやすさ」を目安にして、
体操によって、痛みが和らいでいるかを確かめる事が大切です。
また、体操によって、腰痛が改善している間は体操を続けていきましょう。
一方で、側方改善タイプの人はそこそこ改善すると、後屈改善タイプか
前屈改善タイプに転換する事が良くあります。
なので、続けて体操をしているうちにタイプが変動してきた場合、
いくらかの改善がみられたと考えて良いのです。
後屈改善タイプの場合
後屈改善タイプの人が強い腰痛に襲われた場合のためにお勧めする体操があります。
家の壁などを使って、「腰を反らす運動」を行います。
壁反らし体操
@壁に向かって、半歩から1歩離れて両足を肩幅に開いて立ちます。
Aひじを伸ばした状態で、両手を壁に当てます。
Bそのまま、腰を壁に近づけます。
C腰を出来るだけ壁に近づけて状態で2、3秒間キープして、@の状態に戻します。
壁反らした体操は10回を1セットとして3分程行い、痛みの強い場合は
1日に10セットを1、2時間おきに行います。
また、腰痛があんまり強くなければ1日に5セットを3、4時間おきでも結構です。
前屈改善タイプ
前屈改善タイプの人が強い腰痛に襲われた場合のためにお勧めする体操があります。
家の壁などを使って、「腰を曲げる運動」を行います。
壁おじぎ体操
@両足を肩幅に開き壁より半歩から1歩離れて、壁によりかかります。
A骨盤を壁につけたまま、おじぎをするようにゆっくりと上半身を倒します。
Bその姿勢を2、3秒キープして、ゆっくり上半身を起こして、@の状態に戻します。
壁おじぎ体操は10回を1セットとして3分程行い、痛みの強い場合は
1日に10セットを1、2時間おきに行います。
また、腰痛があんまり強くなければ1日に5セットを3、4時間おきでも結構です。
側方改善タイプ
側方改善タイプの人が強い腰痛に襲われた場合は、
壁を利用して「腰を横にずらす運動」を行います。
また、腰のどちら側に痛みがあるかによって、腰を動かす方向が変化します。
なので、右側に痛みがある場合は、まずは左にずらし、左側に痛みがある場合は、
右にずらすのです。
お尻ずらし体操
右側に痛みがある場合
@両足を肩幅に開いて、壁を左側にして、壁から少し離れて立ちます。
A左ひじを曲げた状態で、壁につけて、左肩とひじが水平になるように、
壁との距離を調節します。
B右手で骨盤を押してお尻を壁側に水平にずらして、そのままの姿勢で2、3秒キープします。
Cゆっくりとお尻を@の状態に戻します。
お尻ずらし体操は左側に痛みがある場合は、左右反対にして行います。
左右一方向のみ、10回を1セットとして3分程行い、痛みの強い場合は
1日に10セットを1、2時間おきに行います。
また、腰痛があんまり強くなければ1日に5セットを3、4時間おきでも結構です。
ちなみに、慢性の腰痛で悩んでいる方は、なかなか無料の情報だけでは
治す事は難しいかと思います。
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非常に濃い内容になっています。
効果保証などもついているので試してみて損はないでしょう。
そう考えると早めに自分で腰痛を短期間に改善する方法を、
手に入れておいた方がいいでしょう。
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